シャンプーでわかる?未来の美容師像。

こんにちは、美容室moonスタイリスト小田井です。

今日はシャンプーレッスン。

と言ってもわたしのではなく、後輩の。

moonではロングヘアのスタッフはわたししかおらず、ショート・ミディアムレングスのシャンプーに受かった後輩達の最終チェックのためシャンプーをしてもらっています。


こんなに長いので…
いわばラスボスです。

意味のない笑いでボス感出してみようかな。
うっへっへっへっへ~~


ある後輩は言いました。
「髪切らないんですか?」

きっと
「ラスボスと言えど長すぎやしませんか?」
と言いたいのでしょう。
ストレートに言わないところがかわいいです。


わたしは中途採用でmoonという美容室に出会い、後輩が出来る前に結婚・出産のため一度退社しました。

後にまた社長にお願いして職に戻らせていただき今にいたります。

だから後輩に技術を教えたり、自らがモデルになってチェックをしたりしたことがありませんでした。


偉くなったなぁ。

なんて思ってません。


それよりも年月のすぎる早さを痛感しています。
(あっという間に10年も経ってた…)



髪の長い方のシャンプーについてスタッフ各々のコツがあると思いますが、

わたしなりのコツというものを伝授してきたつもりです。

こうすると気持ちよくて、
こうすると痛い。
とか。

チェックポイントもたくさんあります。

が、なかなか言葉で伝えるって難しいんですよね。


そんなときには実際にやってあげたり、営業中にいらしたお客様のシャンプーをこっそり近くで見せてあげたり。



そんなこんなで迎えた今日のチェックの日。


後輩たちの運命やいかに?
……
もうちょっと、練習が必要かな(;´∀`)



細かな技術をクリアしたら後は、
【どれくらいその方(お客様)を想ってシャンプーするか】

これに尽きると思います。
要は気持ちがこもっているか。


気持ちがこもっていればおのずと痒いところに手が届くシャンプーになるはず!



美容室に入社して一番最初に習う技術なので、どれだけお客様のことを考えられるかという審査を受けているようなものなのかもしれないと思います。

たかがシャンプー
されどシャンプー


今はまだ習ったとおり基本に忠実でも、その子のシャンプーに色が出てきたら将来のスタイリスト像が見えてきそうです。

わたしもそうやって先輩方の審査を受けて、技術のチェック以上に色々チェックされていたんだなぁと、なんだかしみじみ。

わたしは当時どんな風に思われていたのかな?



さて、チェックのあとはある方にカラーをたのまれていて…

タイソン……
じゃなくてmoonの社長、兵頭さん。

兵頭さんのカラーリングとか入社して一度もしたことない(°д°)

わたしも技術チェックされる気がして…
なんだかドキドキ☆



しましたが、最後のシャンプーのときには天に召される表情の兵頭さんがいました。


アーメン。





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