お気に入りシャンプーを見つけるために…精油?香料?どうちがう?第2部
こんにちは、美容室moonスタイリスト小田井です。
前回の内容から、
今回はこのつづき。
さて、シャンプーともなれば頭皮や髪への影響も気になるところ。
シャンプーに精油が配合されている場合商品裏の成分表示を見るとわかりますが、
まず水が入っていて、そのほかに洗浄成分が数種類、さらに保湿成分、安定剤などなど、たくさんのものが入っている最後の方に香り系の名前が入っています。
下の方に〇〇エキスという表示がたくさんあります。これらの中に精油が含まれています。
なので濃度でいうとシャンプーの中のごく少量です。
精油の場合は種類によりですが肌への影響はあまり心配ありません。
(天然由来のものなのでまれにその精油の原料にアレルギーがある方もいますが…)
精油の効果をメインにしたヘアケア、頭皮ケアもあるほどです。
これは試してみたい!(≧◡≦)
一方、香料の場合化学的なものが含まれているのでその化学物質も頭皮から吸収してしまいます。
成分表示をみるとだいたい1番最後の方に書かれていることが多いので量としてはごく少量。
だとしても人為的に作られた化合物なので体にとってはちょっと異質なもの。
さらに精油に比べると香りもやや強め。
と、残留性がややある。
もちろんシャンプー選びのポイントの1つに[香り]ももちろんあると思います。
お気に入りの香りにつつまれているとそれだけで少しウキウキしますよね♪
お客様でもたまに、カット前にシャンプーをさせていただいてタオルで水気を拭いている時に。
今使ったシャンプー剤の香りではなく、ご自宅で使われているシャンプー剤の香りがする方がいらっしゃいます。
普通であれば今使ったシャンプー剤の香りがするはずなんですが…
香料を使ったシャンプー剤の場合毎日のシャンプーで髪にしっかり吸着してしまうんです。
(シリコンのたくさん入ったシャンプーであればシリコンもろともさらにしっかり吸着してしまいます。)
なので洗ったばっかりでもいつものシャンプー剤の香りが強くしてしまうんです。
となると、
化学物質もしっかり吸着(頭皮には吸収)しているということ!
お気に入りの香りにつつまれてウキウキな一方で、
頭皮や髪にいいこととは言えません。
ここまで読んでもらえればもうわかっていただけるはず!
香りでシャンプーをえらぶなら断然 [精油] で調整されているものが、頭皮にも髪にもよりよいと言えます。
今回のテーマとは反れますが、
香りの面でここまでこだわっているシャンプーであれば洗浄成分にもこだわっていて、髪や頭皮にもやさしいものが多いと思われるのでご参考までに。
なが~くなりましたが、
お気に入りのシャンプーを見つける1つの判断材料として頭の片隅に[精油]を置いといていただけるとうれしいです(o^^o)♪
以上、小田井でした。
0コメント